今回はビル周辺一部分の風速を弱めるため、どの樹木配置が最適か「逆解析」を用いて検討しました。逆解析と聞くと難しそうですが、「通常解析、結果確認、設計目標の設定」この3ステップのみで簡単に解析ができました!
主な内容
- 現状の問題点
- 逆解析
- 逆解析に基づいた改善案 など
初心者の方でも解析できる!FlowDesignerの逆解析機能
今回はビル周辺一部分の風速を弱めるため、どの樹木配置が最適か「逆解析」を用いて検討しました。逆解析と聞くと難しそうですが、「通常解析、結果確認、設計目標の設定」この3ステップのみで簡単に解析ができました!
ある都市のビル周辺の風環境の解析を行う。下図(左)のようなモデルを作成し、この地域で最も頻度の高い風向である「西風」が吹いた場合について解析を行うと、下図(右)の丸印の部分で風速が強くなることが分かった。何らかの対策を行いこの地点の風速を弱められないかを検討する(以下、丸印の部分をターゲットとよぶ)。
ビル周辺に植栽を行うことで、ターゲットの風速を弱める。樹木キャノピーモデル機能を使用して対策モデルを作成し改善案の模索をする。
次の四つの樹木配置案を作成し解析を行った。その結果、4番の配置が一番改善された。
などを解決するために、FlowDesignerの逆解析機機能を用いる。
さらに詳しく解析方法やシミュレーション結果を知りたい方へ-無料資料ダウンロード
本トピックスでご紹介しきれなかった内容を資料にまとめています。もちろん無料!ぜひお役立てください。
FlowDesigner解析事例 植栽による強風対策
主な内容