素早い最適設計を支援するアナリシス

CATIA V5上で解析できる快適な操作性だけでなく、高い拡張性を持つアナリシスモジュール群。線形静解析のみならず動的応答解析、熱伝導解析、非線形解析などにも対応可能です。設計者から解析専任者向けまでお客様のニーズに適した製品をお選びになれます。

解析をより深く知り、さらに活用したい方はCATIAアナリシス関連情報をご覧ください。

[関連情報]CATIAアナリシス関連ソリューション資料

モジュール一覧

ジェネレーティブ・パート・ストラクチャル・アナリシス(GP1、GPS)

部品の応力解析、周波数解析を行うモジュール。拘束や荷重の定義が簡単にでき解析結果もすぐに確認できます。「解析しながら設計する」設計者向けのDesign CAEツールです。

ジェネレーティブ・アセンブリー・ストラクチャル・アナリシス(GAS)

ジェネレーティブ・パート・ストラクチャル・アナリシス(GPS)の機能を拡張し、アセンブリの応力解析、周波数解析を行うモジュール。剛体結合やボルト締め、スポット溶接など多彩な結合条件が用意されています。

ジェネレーティブ・ダイナミック・レスポンス・アナリシス(GDY)

動解析オプション。固有値では求められない振動時の応力、変位、固有振動数と重なった際の応答計算、過渡応答解析、周波数応答解析が可能です。回転体、振動する機械などのシミュレーションが行え、応答グラフも作成できます。

ELFINI・ストラクチャル・アナリシス(EST)

拡張解析機能で座屈解析、熱応力解析などが可能になるモジュール。ベアリング荷重、周期対称など特殊な境界条件の設定ができ、かつ複数の解析ケースを利用できるため解析データの管理が楽になります。

FEM・サーフェス(FMS)

拡張シェルメッシュ機能。四角形要素によるメッシュ分割や形状の簡略化、拘束などが行え、効率的で精度よいメッシュモデルを作成できます。また、要素品質が色分けで表示されるため修正すべき箇所を瞬時に把握できます。

FEMソリッド(FMD)

解析専任者向けのソリッドメッシュ作成拡張機能。非線形解析でニーズの高い6面体要素(HEXA)の作成も可能。設計者のみならず、解析専任者も満足の拡張性です。シェルで囲まれた領域をソリッド要素で埋めるテトラフィラー機能も備えています。

ノンリニア・ストラクチャル・アナリシス(ANL)

GPSの機能を拡張して高度な非線形解析を実行します。金属の塑性やゴムの超弾性などの材料非線形問題、板ばね、スイッチなどの大変形問題、自己接触を含む境界非線形問題を解くことができます。非線形解析の名品Abaqusのテクノロジーを採用しています。

樹脂・ゴム製品の強度・挙動を事前に確認したい!

サーマル・アナリシス(ATH)

固体内の熱伝導、面への熱伝達などができます。熱流束や温度荷重などにより、製品内の温度分布などを予測できます。またANLと連携することで、その温度分布での膨張や収縮といった熱応力解析も可能です。

ルール・ベースド・メッシング(RBM)

詳細なメッシュ作成ルールを作成、保存できます。穴、フィレット、ビード形状などのフィーチャーに自動的に局所メッシュの設定、穴周りのメッシュパターンの指定が可能です。異なる形状に対して同じルールを適用することで、一貫性の取れたメッシュ生成が可能になります。