構造モデラー+NBUS7 一次設計

荷重計算

固定荷重

部材形状や仕上重量などを元に固定荷重を計算します。コンクリート打ち増し寸法の入力や鉄骨重量割増率の入力も行えるため、特殊荷重などで固定荷重を追加入力する必要はほとんどありません。

床構造の自動認識

大ばりで囲まれた範囲に任意で配置された小ばりから複雑な床構造を自動認識して、荷重計算を行います。

小ばりの任意配置と荷重拾いの模式図

ダミーばり

外周にはりを設けない場合でも、ダミーばりを配置することで床を入力できます。ダミーばりは構造計算に考慮しません。

地震力、風圧力、積雪荷重

あらかじめ設定した数値を用いて自動計算できます。用途係数、地震層せん断力係数、風力係数を直接入力することや屋根面の吹き上げ、吹き下げ荷重を考慮することも可能です。

仕上重量、積載荷重

仕上重量は柱、はり、壁、床スラブ、ブレース、小ばりに対して層ごと、あるいは部材配置ごとに設定することができます。床スラブは仕上重量と積載荷重の配置を別々に行えるので、各室の用途に合わせた入力が柔軟に行えます。

仕上荷重・積載荷重の例 ( )内は仕上がり荷重N / m2

特殊荷重

特殊柱荷重、特殊はり荷重、特殊スラブ荷重、任意点追加重量、節点力で荷重を追加できます。部材形状で入力できないものや設備荷重、付属構造物などの特殊な荷重を追加して考慮することができます。

部分地下階を有する建物の地震力控除

部分地下階を有する建物は地盤へ流れる地震力の調整をするため、地震力を低減する方法や地盤バネを設定する方法など複数の方法が選択できます。

基礎配置による地反力の計算

べた基礎、布基礎では地反力を自動計算します。

応力計算

立体解析で浮き上がりも考慮

立体解析のため不整形な建物でも正確な応力解析ができます。特別な指定は不要で、浮き上がりを考慮した解析ができます。また、ブレースは細長比により圧縮力の負担の可否を判別し、応力解析で考慮することもできます。

最大4方向の正負加力

水平荷重時はX・Y方向正負加力のほか、任意の2方向正負加力も計算できます。不整形な建物における検討方向の追加に便利です。

コンクリートのひび割れを考慮した応力解析

水平荷重時において、コンクリートのひび割れを考慮した応力・変形を求める立体静的弾塑性解析ができます。ひび割れ後の剛性は自動計算します。

S造はりの水平面内剛性を考慮した応力解析

大きな吹き抜けや多剛床・剛床解除指定の節点に取り付くS造はりでは、水平面内剛性とねじり剛性を考慮した応力計算ができ、得られた2軸応力に対応したはりの断面検討機能を備えています。

基礎の寄りによる偏心曲げモーメントの計算

独立フーチング基礎や杭基礎の寄りを指定することで偏心曲げモーメントを計算することができます。支点反力の繰り返し計算を行うので誤差の少ない結果が得られます。

杭基礎に対応した上部構造の計算

直接基礎だけではなく杭基礎の部材リスト・配置・フーチングの寄り・基礎下端レベル・杭支持力・杭頭曲げ反力等の入力を上部構造の計算に考慮します。

断面計算

断面計算内容

はり(S造の2軸応力対応)、柱(2軸応力対応)、耐力壁、柱はり接合部、鉛直/水平ブレース、露出、埋め込み、根巻きの各形式柱脚とベースプレート部分の断面検定計算ができます。また、継手部は、SCSS-H97準拠の指定ができ、その適合の確認、幅厚比、保有耐力横補剛も確認できます。

断面算定位置

柱は柱頭、柱脚、はりは端部、中央、ハンチ始端、鉄骨は継手部、ブレース取付部も断面計算します。端部断面計算位置は長期、短期とも軸心、フェイス、剛域端を指定できます。

検討部材範囲(柱、はり)

柱抜けによる複数スパンに渡るはりや複数階に渡る柱となった場合にも1本の部材として断面計算できます。

計算種別

RC部材柱、はり、壁、柱はり接合部の検定計算、存在応力に対して必要な鉄筋量を求める算定計算のいずれかを指定により行います
S部材柱、はり、鉛直ブレース、水平ブレース、柱脚、柱はり接合部の検定計算を行います。 ブレースは接合部のボルトを入力すると断面欠損を考慮して保有耐力接合の確認を行います。 また、断面性能が不足する場合は鉄骨の必要板厚を算定します

個別出力、グループ出力

計算した全ての部材の結果帳票を出力する個別出力に加え、同一断面の部材のうち、検定比が最大となる部材の結果帳票のみを架構全体または層ごとに集約して出力するグループ出力もできます。