SEIN La CREA 製品ラインアップ
SEIN La CREAは静的な構造解析を基本としていますが、動的解析や質点系動的解析向けの製品もご用意しています。構造モデルや計算結果を用いて、より詳しい解析を希望されるお客様にお勧めです。
静的解析イメージ
地震の検討を行うならSEIN La DANS
SEIN La DANSは、SEIN La CREAと同一の建物情報と構造モデルを使用し、立体動的弾塑性解析を行えます。動的解析特有の面倒な解析モデル作成の必要はなく、解析条件、減衰情報、地震波情報を入力するだけで即座に地震応答解析を実行できます。立体モデルで解析するので、非剛床(一部剛床解除、全体非剛床)建物や不整形でねじれの生じる建物でも精度よく地震時の挙動を追跡できます。あらかじめ登録されている標準的な地震波(BCJ波、EL Centro波など)やユーザーが別途作成した地震波を水平2方向と上下方向に同時に入力でき、位相差を考慮できます。
解析結果はCSV形式の出力のほか、付属のアニメーション出力プログラムや図出力プログラムを使用して視覚的にとらえられます。免震、制振デバイスに対応しているので、同一建物で耐震・免震・制振の比較を簡単に行えます。
立体動的弾塑性解析イメージ
ヒンジ図(DIAN-AV)
モード図(DIAN-AV)
多質点系動的弾塑性解析をスピーディーに行うSEIN La DANS-i
SEIN La DANS-iはSEIN La CREAで入力したデータを基に等価せん断または等価曲げせん断にモデル化し、多質点系動的弾塑性解析をスピーディーに実行するプログラムです。SEIN La DANSと共通のデータを使用するため、立体解析結果と質点系解析結果の比較を同時に行えます。
- SEIN La CREAの増分解析結果を基に付属のCREA-QD(復元力作成ツール)を用いて重心位置の復元力特性を作成可能。
- 免震装置は装置ごとにモデル化され、免震装置ごとに出力。
- SEIN La CREAの入力データ通り制振装置を1基ずつモデル化し、自動で角度補正した装置特性で計算。
多質点系動的弾塑性解析イメージ
等価せん断モデルイメージ
等価曲げせん断モデルイメージ
杭や基礎梁設計を支援するSEIN Pile
杭・基礎梁設計支援プログラムSEIN Pile / SEIN Pile-CEは弾性支承梁式や多層地盤解析による応力から杭の断面算定を行います。また、格子梁モデルによる基礎梁の断面算定や地盤の変形を考慮した応答変位法非線形解析(注1)も行えます。
- (注1)SEIN Pile-CEには、応答変位法非線形解析の機能は含まれない。
杭設計支援イメージ
入出力画面
計算条件入力画面とグラフィックによる結果確認画面