主な内容
- SOLIDWORKS 3D Interconnectとは
- 3D Interconnectがないと……
- DWG / DXF、IFCからのインポート
ネイティブデータをそのまま使えるSOLIDWORKSの機能
ものづくりのための3D CADは多くの種類があります。自部門ではSOLIDWORKSを使用していてもほかの事業所や協力会社は異なるCADを使用している場合があります。
SOLIDWORKS上で他社製CADの3次元CADデータを使用したい場合、中間フォーマット経由でSOLIDWORKSにインポートしなければなりません。その手間をショートカットするのが「3D Interconnect」です。
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SOLIDWORKS 3D Interconnectとは、他社製のネイティブ3D CADデータをそのまま使用するダイレクトなデータ変換テクノロジーです。他社製CADのネイティブデータを直接取り込むことで、CADの壁を越えた新しいワークフローをご提供します。
3D Interconnectは表内のフォーマット・バージョンに対応しています。
形式 | ファイルフォーマット | フォーマットバージョン |
---|---|---|
ACIS | .sat、.sab、.asat、.asab | r1-2018 1.0 |
Autodesk Inventor | ipt(V6 ― V2018) .iam(V11 ― V2018) | V11 ― 2018 |
CATIA V5(注1) | .CATPart、.CATProduct | V5R8 ― V5-6R2019 |
DXF / DWG | .dxf、.dwg | 2.5 ― 2019 |
IFC | .ifc、.ifczip | IFC 2×3、IFC 4 |
IGES | .igs、.iges | 最大 5.3 |
JT | .jt | JT 8.x、9.x、10.x |
PTC | .prt、.prt.*、.asm、.asm.* | Pro / ENGINEER 16 ― Creo 6.0の場合 |
Solid Edge | .par、.asm、.psm | V18 ― ST10 |
STEP | .stp、.step | AP203、AP214、AP242 |
NXソフトウェア | .prt | 11 ― NX 1847 |
エクスプローラーからモデルをドラッグ&ドロップすると、SOLIDWORKSに追加できます。データ変換の手間がなくなるため、工数削減につながります。
変換せずに直接データを挿入することで変換の手間を省けるだけでなく、リンクによりネイティブデータの変更にも追従することができます。変更が生じた場合も合致などのエラーを起こさずにデータを流用できます。
部品レベルでネイティブデータを参照している場合、ベース形状にSOLIDWORKSでフィーチャーを追加できます。フィーチャー追加後もネイティブデータの変更・反映が可能です。
オリジナルデータの変更の読み込みが不要な場合には、任意のタイミングでリンクを解除するとSOLIDWORKSデータに変換して使用できます。仮想構成部品として部品ファイルが作成され、必要に応じて外部ファイルにも保存できるようになります。
ベース形状の変更が必要な場合もリンク解除・フィーチャー化により柔軟に対応できます。
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