部品内で作成されたソリッド・サーフェスのボディを格納します。ボディの数の把握やボディ単位での要素選択に役立ちます。
主な内容
- 基本機能
- ツリー上に表示されるアイテム
- デザインツリーからアクセスできるユニークな機能
FeatureManagerデザインツリーは履歴の表示だけではない
ヒストリー型の3次元CADはモデリングで作成した履歴が残る特徴があり、多くのCADシステムで履歴を時系列で表示する機能を搭載しています。モデルの作成工程を見返す、さかのぼって編集するなどの利点がありますが「こうした履歴機能はどのCADシステムでもあまり違いがない」とお考えの方が多いのではないでしょうか?
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SOLIDWORKSでは「FeatureManagerデザインツリー」とよばれる機能を搭載しています。FeatureManagerは、ただフィーチャー履歴を表示するだけでなく、設計に有効な機能を備えています。
FeatureManagerデザインツリーは、各ドキュメントを構成する要素を表示します。
部品 | 部品の形状作成に用いられるフィーチャーを時系列で表示 |
---|---|
アセンブリ | 製品の組み付け状態を再現するため挿入された構成部品(部品・サブアセンブリ)をツリー形式で表示 |
図面 | 図面を構成する図面シート、シートフォーマット、図面ビューなどの要素を一覧表示 |
部品の作成履歴を表示
アセンブリの構成部品を表示
部品のFeatureManagerデザインツリーでは、フィーチャーを「抑制」することで一時的に除外した状態でモデルを表示します。「ロールバック」はフィーチャー履歴を一時的にさかのぼり、形状を確認したり、フィーチャーを追加したりして編集することができます。
部品フィーチャーやアセンブリ構成部品を抑制
作成工程を前の状態にさかのぼり、形状確認・編集が可能
ツリー内で「フォルダー」を作成して部品フィーチャーやアセンブリ構成部品を格納します。種類や部位など用途に応じてフォルダーを作成して格納することで、ツリーを整理し、短く表示できます。
FeatureManagerデザインツリーには、フィーチャーや構成部品のほか設計に有効な要素を表示させることができます。
部品内で作成されたソリッド・サーフェスのボディを格納します。ボディの数の把握やボディ単位での要素選択に役立ちます。
CADドキュメント内に埋め込まれたOffice系文書やPDFのデータを表示します。フォルダーへドラッグ&ドロップするだけで簡単にデータを追加できます。
面、エッジ、点、スケッチエンティティ、構成部品など各種要素を複数選択した状態を保存した「選択セット」を表示します。
「お気に入り」に登録したフィーチャーを集約して表示します。編集頻度の高い要素等に即座にアクセスできます。
フィーチャー名以外にフィーチャープロパティで設定された注記情報を表示します。フィーチャーの具体的な部位を表したり、異なる言語を表示したりする際に利用します。
赤色:フィーチャー名、青色:フィーチャーの注記を表示
アクティブな部品・アセンブリ名や構成部品名は通常、ドキュメントのファイル名が表示されますが、そのほかに注記プロパティやコンフィギュレーション名などを表示するよう表示方法をカスタマイズできます。
表示オプションを組み合わせてファイル名と注記プロパティの両方ツリー上に表示
アセンブリツリー上で基本的なフィーチャーや構成部品の部品フィーチャーを非表示にできます。
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SOLIDWORKS FeatureManagerデザインツリー
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