V-RayとAdobeが実現するレンダリングの効率化と高品質
Revit レンダリングへの答えは、CADとAdobeでクールに仕上げる
Autodesk RevitはBIMモデルを利用したフォトリアルなレンダリングも魅力の一つですが、時間がかかり過ぎるという課題があります。V-RayとAdobeで実現するRevitレンダリングがその課題を解決します。
RevitでV-Rayレンダリングができること、ご存じですか?
Revitに搭載されたレンダリングエンジン(Autodesk Raytracer)では、成果物の品質や計算時間に課題が残ります。また、Autodesk社が提供しているクラウドレンダリングを利用してもレンダリングの計算時間をある程度は短縮できますが、コンペに求められるような品質は期待できません。
そこで多くのデザイナーに幅広く使用されている業界標準のレンダリングソフトウェア「V-Rayシリーズ」を活用します。V-Ray for Revitは、Revit上でV-Rayレンダリングが行えるプラグインソフトです。高速かつ高品質なレンダリングを行うだけでなくワークフローも快適化します。
Revitで約85%レンダリング時間の短縮に成功
Autodesk RaytracerとV-Ray for Revitを用いてのレンダリング時間を比較したところ、V-Ray for Revitはレンダリング時間を約85%短縮できました。
Autodesk Raytracer | V-Ray for Revit | |
---|---|---|
解像度 | 1,500×2,000 | 1,500×2,000 |
品質 | 最高 | Medium |
レンダリング時間 | 2時間43分45秒 | 24分24秒 |
レンダリングマシン主要スペック
CPU | Intel Core i7-8750H |
---|---|
メモリー | 16GB |
グラフィック | NVIDIA GeForce GTX 1070 |
ビデオメモリー | 8GB |
再レンダリングすることなくPhotoshopで思いどおりの仕上がりへ
V-Ray for Revitでは、レンダリングと同時に反射や屈折など要素を分けたイメージの出力が行えます。これらはAdobe Photoshopによるレタッチに威力を発揮します。
Photoshopで各要素と共に取り込めば「不透明度」の強弱で室内のライティングをコントロールしたり、「反射」の強弱を調整したりすることができます。何時間もかかるレンダリングを何度も行わなくてもこれら各要素を調整するだけで思いどおりに仕上がります。
PhotoshopとStockでよりリアルなイメージへ
背景画像にもこだわりましょう。
Adobe Senseiの支援で画像背景を切り取り、数百万点に及ぶロイヤリティフリーのストック画像が検索できるAdobe Stockから「空」を検索して、イメージに合った空を選択し、ドラッグ&ドロップで入れ込むだけです※。
- * 事前購入したAdobe Stockクレジットを使用して素材のライセンスを取得します。事前購入の心配やデータの差し替えも不要で、画像に加えた加工もそのまま反映されるため無駄がありません。
動画で一連の操作をご紹介
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