換気の効果を高めるための考え方とコツ

換気、効果的に行えていますか?

コロナ禍で換気の重要性が再認識されています。しかし、基本を理解せずになんとなく窓を開けるだけでは不十分なことも。事業所や店舗など、人が集まる場所で効率的に換気を行うために知っておきたい、基本的な考え方とコツをご紹介します。

換気の基本的な考え方

感染症対策の観点における換気の目的は、空気中に存在する病気の原因となるウイルスの濃度を下げることです。そのためには、新鮮な空気を継続的に取り入れながら、部屋の空気を循環させることが重要です。

空気の流れを把握する

換気を考えるうえでまず行うべきことは、空気の流れを把握することです。空気の出入り口となる窓や換気扇の位置を確認しましょう。それぞれの出入り口を結ぶ線が、空気の通り道です。線で結ぶときに一筆で書けない場所に空気が滞留しやすくなります。

何も設置していない場合の空気の流れ(イメージ)

空気の通り道を把握するのと同時に、空気が流れる方向も把握しておきましょう。空調設備であれば、どの方向に空気が流れているかを確認できます。ただし、窓を開放している場合は、周辺環境や季節によって、空気の向きが変化し得ることを認識しておきましょう。

風通しのよい空間づくりのために

建築の設計段階で充分な換気量が確保されている部屋でも、人や物が障害となり換気の効果が落ちてしまうことがあります。換気の効率化を図るためには、人や物の位置をシミュレーションし、適切に空気が循環するよう配置を考えることが重要です。

配置を考えるうえでのポイントは、「人が密集する場所はないか?」「障害物によって空気の通り道がブロックされていないか?」の2点です。

パーティションを活用する

特に最近では、感染症対策としてパーティションを設置することがよくあります。空気の流れと平行に設置できるように配置を工夫することで、感染防止効果はさらに高まります。

パーティションを設置した場合の空気の流れ(イメージ)

送風機を活用する

空気の流れを作りにくい場合は、サーキュレーターなどの送風機の使用も効果的です。設置場所や向きを考える際には、空気の通り道を意識することが重要です。

例えば、人が密集しやすい場所の近くに設置して空気の流れを促進したり、空気が滞留する場所から空気の通り道に向けて空気を送るように設置したりすることで、換気の効果を高めることができます。

サーキュレーターを設置した場合の空気の流れ(イメージ)

さらに詳しくシミュレーションするなら

さらに詳しく風の流れを知りたい場合は、シミュレーションソフトの使用をお勧めします。FlowDesignerは、風の流れを見える化し、詳細なシミュレーションを行うことができます。空間に机・椅子・ドア・窓などのパーツを配置し、風の方向、風量、室温などを設定すれば、動画のような結果がビジュアルで把握することができます。

この動画は音声が含まれていません。

設計者以外の方にもご利用いただいています

シミュレーションソフトと聞くと「専門的で難しそう」「結果の見方が分からない」という印象を持たれるかもしれません。FlowDesignerはより身近に、より手軽に活用していただきたいという思いで開発された純国産のソフトです。

最近ではこのようなお客様にもご利用いただいています。

  • ビニールハウスの温度環境を知りたいハウスオーナー
  • 病院で患者さんに直接風が当たらないようにしたい病院関係者
  • スタジアムで観客先の空間だけに風が届くようにしたいエアコンメーカー

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