情報量の多いアセンブリから正確に部品内容を把握するには?

SOLIDWORKSは製品の構成要素・加工情報をリスト化するから断然見やすい!

3次元CADによる設計では、アセンブリに多数の構成要素を組み合わせて製品形状を再現します。そのため、情報量の多いアセンブリから、正確に部品内容を把握することは困難です。「サッと構成要素を知りたい!」そんな方に、SOLIDWORKSに搭載されている、柔軟に表示を切り替えられる機能をご紹介します。

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SOLIDWORKSならアセンブリ上で部品表を確認できる

SOLIDWORKSでは、アセンブリの構成部品として組み込まれた部品やサブアセンブリをリスト化。各部品を番号順に表示して、部品名、個数などを一覧表示する「部品表」を作成します。部品表はアセンブリや図面上から作成・表示できるため、設計途中でも詳細を確認できます。

用途に応じたカスタマイズも

部品表をはじめ、各種テーブルに対して列や行の追加、テキスト変更など自由にカスタマイズできます。なお、列を追加する際、ヘッダーで「ユーザー定義プロパティ」を指定すれば、部品表内で各構成部品の持つプロパティを表示できます。部品の種類やテーブルによって、さまざまなプロパティを表示できますね。

板金加工情報の表示にベンドテーブルとパンチテーブル

板金の曲げ加工情報を表示したい場合には、ベンドテーブルがお役に立ちます。展開図面のベンド部分にタグが自動で振られます。タグごとに曲げの方向、角度、半径値などを表示したベンドテーブルから情報を確認できます。

パンチ加工情報を把握したい場合には、パンチテーブルを使います。パンチテーブルはモデル上に作成されたパンチ加工ごとにタグ、パンチID、XY位置情報、加工の数などを表示します。

材料のカット長さや記号を表示する溶接カットリストと溶接テーブル

溶接部品を確認したい場合には、部品を構成する鋼材ボディのカットリストを基に作成される、溶接カットリストテーブルを見ます。鋼材ボディの長さをはじめ、カットリストプロパティに含まれる注記や形状、材料、個数などの情報をリスト化します。

鋼材レイアウト機能で作成された鋼材ボディのカットリストを一覧表示

モデル内で作成された溶接ビード情報をリスト化し、溶接サイズや記号、溶接の長さ、材料、溶接プロセスなどを表示する溶接テーブルもあります。

溶接部品上に作成された溶接ビード情報を一覧表示

テーブルのテンプレート保存・外部出力も可能

各種部品表やテーブルは、テーブルテンプレートを基に作成しますが、カスタマイズした状態をオリジナルテンプレートとして、保存・ご利用いただけます。用途に応じたテンプレートを作成しておくことで、意図する情報を表示したテーブルを即座に作成できます。また、作成したテーブルをExcelやCSVファイルに出力し、外部でもご利用いただけます。

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SOLIDWORKSで作成できる部品表&テーブル総まとめ
(充実の30ページ)

主な内容

  • アセンブリ構成を表す部品表
  • 穴テーブル、溶接カットリストテーブルなど各種テーブルのご紹介
  • まとめ など