知らないともったいない! SOLIDWORKSの便利機能

日々の設計を効率化するSOLIDWORKSの便利機能をご紹介

SOLIDWORKSには、部品・アセンブリ・図面の作成機能をはじめとした製品設計を効果的に進める強力な機能が多数搭載されています。主要機能以外にもさまざまなシーンで役立つ機能が搭載されていることをご存じでしょうか?

知らないともったいない、SOLIDWORKSの便利な機能をご紹介します。

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変更箇所を瞬時に特定できる比較機能

指定した二つのSOLIDWORKSドキュメントを比較してモデルの差異を検出する機能です。ドキュメント、フィーチャー、ジオメトリ項目では、それぞれプロパティ情報、履歴、ソリッド・面レベルで比較を行います。そのほか、部品の3D PMIの比較や図面の比較も行えます。

  • ドキュメント比較:ファイルプロパティやモデルの質量特性の値を比較

  • フィーチャー比較:ファイル内で変更、追加、削除されたフィーチャー要素を検出

ジオメトリ比較:ソリッド・面追加、除去、共通部分の表示

モデルの適正を自動でチェック

目視ではつい見逃してしまいがちな問題を自動で検証し、問題のある部位・要素をミスなく検出できます。

  • 対称チェック:指定した面を基準にモデルの対称性をチェック。問題のある部位を「ユニークな面」として色で表示

  • 厚み分析:厚みが基準値よりも薄い領域を色で表示。見た目では分かりづらい厚みの有無を視覚的に確認

規格・設定をチェックする「Design Checker」

設計データがルールに沿った規格や設定で作られているかさまざまな項目を基に自動でチェック。

モデルの簡略化形状を作成

フィーチャー履歴を検索して抑制したり、必要な要素または不要な要素を指定したりするだけで簡単に簡略化形状を作成できます。解析用に簡易モデルを作成や外部へデータを提供する際の機密情報の漏えい防止として使えます。

履歴を検索して抑制する「簡略化」

ファイルタイプとサイズを計算する係数を基にフィーチャーを検索し、抑制により簡略化したコンフィギュレーションを作成。

保持・削除する要素を指定する「Defeature」

モデル上で残しておく要素、削除する要素を指定して部品、アセンブリの簡略化形状を自動作成。

読み込む面、ボディを指定する「SpeedPak」

面、ボディなど選択した要素のみを読み込むSpeedPakコンフィギュレーションを作成。情報量を制限することで、パフォーマンスの向上が可能。

製品の検討やプロパティ入力、コンフィギュレーション作成を支援

最後に、操作を簡略化させる二つの機能をご紹介します。ぜひ、SOLIDWORKSの便利な機能をマスターして設計効率化にお役立てください。

SOLIDWORKS Treehouseダイアログ内でテンプレートや既存ファイルを配置して製品の樹形図を作成し、SOLIDWORKSデータを自動作成
Configuration Publisherアセンブリへ構成部品を挿入する際に表示するユーザーインターフェイスを作成。定義した条件に合わせてコンフィギュレーションを自動作成

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知ってると得する SOLIDWORKSの便利機能!

主な内容

  • ドキュメントの分析・チェック機能
  • 設計業務・データ管理に役立つ機能
  • システムの管理業務を支援する機能