製品の市場価値を高めるSOLIDWORKS Sustainability

環境に配慮した設計を行っていることをアピールし、差別化を図る

政策や法令、市場ニーズ、社会的責任を踏まえて、「自然環境に配慮した製品」を作ることも価値を高める一つの方法です。しかし、設計者の知識・能力、現場の対策に頼りながら実現することは困難です。

環境負荷に関する知識やノウハウをお持ちでなくても、設計を始められる「SOLIDWORKS Sustainability」をご紹介します。

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環境に配慮したフロントローディングが必要

製品仕様が決まっている以上、消費エネルギー、CO2排出量、資源の消費量などの対策を現場で行っても大きな変化は期待できません。

設計で決定した仕様が大きく左右するため、設計初期段階で生産・製造を含めたLCA(Life Cycle Assessment:ライフサイクルアセスメント)で生じる環境影響に配慮した設計が求められます。

SOLIDWORKS Sustainabilityとは

SOLIDWORKS Sustainabilityとは、SOLIDWORKSに完全統合され、設計初期から環境影響を評価できる機能です。材料や輸送手段、製造・使用場所などを設定すると環境影響に関する結果をリアルタイムに表示します。

  • 資源調達にかかるエネルギー
  • 輸送時のCO2の排出量
  • 製造で生じる水質汚染
  • 輸送方法による影響の変化
  • 各工程での資源の消費量 など

SOLIDWORKS SustainabilityにはLCAによる評価を行うソフトウェアとして高い評価を得ているソフトウェア「GaBi」のデータベースを使用して自動計算しています。GaBiを活用することで、ほかの手法よりもはるかに時間とコストを抑えて評価できるという利点があります。

どのような結果がレポートされるのか?

評価結果を基にワード形式のレポートを自動生成します。ベースラインが設定されている場合、ベースライン設定と最新の設定との比較もできます。

レビューやプレゼン時に、環境問題への取り組みのアピールできます。

SOLIDWORKS Sustainabilityを使うには

SOLIDWORKS Sustainabilityは標準機能で搭載されているXpress版と製品版の2種類があります。

Xpress版

  • SOLIDWORKS Standardの標準機能
  • 部品ドキュメントのみに対応

製品版

  • SOLIDWORKS Premiumにパッケージ
  • 部品とアセンブリドキュメントに対応
  • 別製品としての購入が可能
  • コンフィギュレーション、拡張されたレポート機能、拡張された環境影響設定などをサポート

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SOLIDWORKS Sustainability 機能紹介

主な内容

  • SOLIDWORKS Sustainability概要
  • Sustainability製品比較表
  • 環境影響ダッシュボードの結果表示