主な内容
- ファイルオープン・ロードに関する機能
- パフォーマンスを向上させる設定
- 部品の再構築時間を短縮する機能・モデリング方法
快適なCADの操作環境をご提供するSOLIDWORKS
「ミッドレンジCADでは部品点数の多い大規模な設計は難しい」とお考えではありませんか?
確かに3次元CADで大規模アセンブリや複雑なモデルを表示・編集するだけでもマシンに大きな負荷がかかり、パフォーマンスの低下につながります。
SOLIDWORKSでは大規模アセンブリや複雑な部品にであっても、効率的に作業できる機能が用意されています。業務の待ち時間を減らし快適な設計ができる環境をご提供します。
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SOLIDWORKSでアセンブリファイルを開く際、モードを指定することでメモリーに読み込むデータ量を制限できます。
解除済み | 全てのモデルデータをメモリーに読み込み |
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ライトウェイト | モデルデータの一部のみを読み込み |
ライトウェイト+大規模アセンブリ設定を使用 | モデルデータの一部のみを読み込みつつ、パフォーマンスに影響するオプションを最適化 |
大規模デザインレビュー | 表示情報など最小減の情報のみで開く |
大規模デザインレビューモードではアセンブリを高速で開きながら形状の確認やアセンブリの編集操作を行えます。
SOLIDWORKS 2020より搭載されたディテイリングとは、参照しているモデル情報をロードせずに図面を高速に開くモードです。制限はあるもの図面の編集作業も行えます。
簡略化したフィーチャーや構成部品を作成することで、モデルを開いた際のメモリー使用量を抑えられパフォーマンスが向上します。
SpeedPakとは面、ボディ、参照ジオメトリ、スケッチ、カーブなど必要な要素のみをロードするように設定したコンフィギュレーションの一種です。カーソルを合わせると選択されていない要素はグラフィックサークルで非表示になり(ゴーストグラフィックス)、最小限のデータ量でモデルを利用できます。
部品のフィーチャーをモデルの再構築から除外し、再構築時間を短縮することができます。変更の必要がないベース部分をフリーズさせることでモデル変更時の再構築を短縮できます。
対称形状のモデルを作成する際、2分の1や4分の1と一部分の形状のみを作成し、残りをミラー機能で作成する方法です。
千鳥穴など組み付けに影響しない加工要素をテクスチャで表現することで、再構築時間短縮できます。
CADシステム全体の設定を定義する「システムオプション」と作業中のドキュメントに関する設定を定義する「ドキュメントプロパティ」には、それぞれでパフォーマンスに影響を及ぼす設定があります。表示する情報量や精度、視覚効果などを制限することでパフォーマンス向上が見込めます。
グラフィック領域で表示するモデルのエッジやカーソルを合わせた時のハイライト表示などを制限することで、グラフィック表示で生じる負荷を軽減します。
合致適応時に部品が移動するアニメーションをオフにすることで作業時の負荷を軽減。
画面上でモデルの解像度を変更できます。解像度を高く設定することで曲面を正確に表示できますが、再構築時間が増加するため許容できるレベルまで下げることで、パフォーマンスが向上します。
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SOLIDWORKSのパフォーマンス向上機能ご紹介
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