SOLIDWORKSをカスタマイズしてもっと便利に！

設定次第で操作性や作業効率をさらに向上

3次元CADの中でも使いやすさに定評のあるSOLIDWORKS。実は操作性や作業効率を向上する設定ができることをご存じですか？

ユーザーの好みや社内ルールに合わせてカスタマイズできる機能が多数搭載されています。設定内容はほかのマシンへコピーしたり、ドキュメントの設定をテンプレートとして保存し共有したりできるので、社内で設定内容を統一する際にも利用できます。

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二つのオプション設定

SOLIDWORKSのオプションには「システムオプション」と「ドキュメントプロパティ」が存在します。

システムオプションではSOLIDWORKSの動作や画面表示などに関する設定を定義、ドキュメントプロパティでアクティブなドキュメントに関する各種設定を定義します。

設定コピーウィザードではSOLIDWORKSの設定内容を.sldregファイルに保存します。設定のバックアップや.sldregファイルを配布し、別マシンにも同じ設定をコピーする際に役立ちます。

ウィザードを実行するだけで.sldregファイルに

社内用・外出用と複数のマシンを使用している場合は、同一の「SOLIDWORKS ID」でログインすれば常に同じ設定で作業できます。

システムオプション「設定の同期化」にて同期項目の設定、アップロード・ダウンロードを実行

製品名、部品番号、リビジョンなど設計データを識別する属性情報をファイルプロパティとして登録できます。プロパティ名に任意の項目を追加することもできます。

部品番号や製品名など社内のルールや運用上、必要となる項目を自由に追加できる

「シートサイズ」の指定と図枠や表題欄を表す「シートフォーマット」の組み合わせを定義できます。事前に作成したいサイズや用途に合わせたシートフォーマットを準備しておくことで、さまざまなスタイルの図面を作成できるようになります。

ドキュメントプロパティ、ファイルプロパティ、シートフォーマットなど部品、アセンブリ、図面、各ドキュメントに関する設定をテンプレートとして保存することで、常に同一設定のドキュメントを新規作成できるようになります。

SOLIDWORKS上で表示されているツールバーやパネルは任意に非表示に切り替えられます。グラフィック領域を広く表示するなど利用シーンに応じて使用方法が可能です。

SOLIDWORKSのコマンド群をリボン形式で表示するCommandManagerは、画面上部・左右にロックしたり、CAD画面内外の任意の位置に配置したりして使用することができます。

CommnadManagerをはじめ、ショートカットダイアログや状況依存ツールバー、マウスジェスチャーなどの表示させるコマンドを自由に変更できます。

そのほかにも画面情報表示やツリーの表示切り替え機能、アノテートアイテムなどを効率的に追加するための機能とカスタマイズ機能をご利用いただけます。

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SOLIDWORKSのカスタマイズ機能

主な内容