SOLIDWORKSのフィーチャー機能をさらに詳しく解説

フィーチャーオプション・機能の豊富さが違います

フィーチャーベースの3次元CADは、2次元の断面スケッチを基にフィーチャーを作成して3次元化していく作業を基本とします。どのCADシステムでもこの基本の作業に大きな違いがありません。そのため「類似の機能があればどのCADもあまり変わらない……」とお考えの方も多いのではないでしょうか？

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SOLIDWORKSは違います！

SOLIDWORKSは部品を作成するフィーチャーコマンドでも多彩なオプション・機能が搭載されています。最も基本的な「押し出し」コマンド一つを取り下げてもさまざまな方法でソリッドを作成でき、利用用途やシーンに応じた柔軟なモデリングが行えます。

それでは、SOLIDWORKSのフィーチャー機能を詳しく解説していきます。

「押し出し」によるボス／ベース、またはカットを作成する際、シンプルに押し出しの距離を指定する以外に押し出しの開始／終了位置を指定することができます。スケッチを作成する位置や距離を指定するパラメーターにとらわれずに、任意の形状でソリッドやカットを作成できます。

DWGなどから取り込んだ2次元スケッチをモデリングに利用する際、スケッチエンティティで押し出しの開始／終了位置を定義することで、既存の2次元図面を基に正確に立体モデルを作成できます。

押し出しの開始位置や終了位置を既存モデルの曲面などを指定することと、曲面形状に合わせてボス／カットを作成できます。スケッチ面に対して垂直な形状以外に、柔軟に形状を作成できます。

フィーチャーコマンドでボスを作成する際、オプションによりマージのオン／オフを切り替えられます。これにより既存ボディにボスを追加、またはマルチボディの作成を任意に行えます。

既存のソリッドの内部に別のソリッドをマルチボディで作成し、後からブーリアン演算で要素を「除去」するなどして意図する形状を作成できます。

1スケッチで複数の輪郭が描かれている場合、「輪郭選択ツール」を用いてフィーチャー作成に使用する輪郭を指定できます。また、一つのスケッチを複数のフィーチャー作成で繰り返し使用できるため、フィーチャーごとの異なる輪郭を指定してフィーチャーを作成できます。

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