主な内容
- パターンを作成する利点
- 部品:パターン対象となる要素
- アセンブリでのパターン
パターン機能で効率よくモデリング
パターンとは、一定の法則で指定した形状をコピーするフィーチャー機能です。同一のボスや穴形状を複数作成する際に便利です。SOLIDWORKSはパターンの種類も豊富に搭載されており、適切に使用することで効率よくモデリングを行えます。
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部品上でのパターン化する対象要素としてフィーチャー、面、またはボディを選択できます。
一つまたは二つの直線パスに沿って、等間隔に複数のパターンを作成します。インスタンス数(コピーの数)や間隔を指定したり、参照アイテムまで等間隔でインスタンスを作成したりするなど、さまざまな設定が可能です。
軸を中心として円形状にパターンを作成します。一定の角度ごとにパターンを作成したり、360度に等間隔でパターンを作成したりすることができます。軸には円形状エンティティ、円弧のエッジ、参照ジオメトリの軸などを利用できます。
平面上のカーブ、または3Dカーブに平面上に沿ってパターンを作成します。カーブに合わせてインスタンスの向きを回転するオプションも適用できます。
スケッチ内のスケッチ点に合わせてパターンを作成します。規則性のない配置や不規則なピッチでのパターン作成に有効です。参照ジオメトリの点では使用できないので注意が必要です。
平面を基準として、鏡に映したような左右対称形状となるパターンを作成します。ボディ単位でミラーすることで、対称形状のモデルを効率よくモデリングできます。
原点となる座標系を基準として、X-Y座標テーブルを用いてパターンを作成します。穴位置などを座標で定義し、一括でパターン作成します。
指定領域を埋めるようにパターンを作成します。レイアウトには穿孔、矩形、円形、多角形の4種類が選択できます。
パターンテーブルを用いて、フィーチャー寸法やパターン間隔などの値を変化させながらパターンを作成します。
アセンブリでは構成部品をパターン化することができます。部品と同様に直線パターン、円形パターン、スケッチ駆動パターン、カーブ駆動パターンが行えます。
アセンブリ特有のパターンとして、パターン駆動、チェーンパターン、構成部品のミラーがあります。
パターンを用いて穴を作成しておき、シードとなるボルトをアセンブリします。すると、パターン情報を参照した構成部品のパターン駆動を作成します。
チェーンパスに沿ってパターンを作成。ピッチメソッドを使ってインスタンスのリンク部分をコントロールできます。
構成部品のミラーには、次の二つの作成方法があります。
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SOLIDWORKSの基本機能 ~パターン作成機能~
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