3Dモデルで製造コストを自動計算できることをご存じですか?

製造コストを自動見積りできるSOLIDWORKS Costing

厳しいコスト競争を勝ち抜くため、コストダウン要求に応え続ける設計者には製造コストを配慮した設計が求められています。

設計者が加工コストを加味した設計をするには製造のノウハウや経験が必要です。しかし、製造現場に精通したベテラン設計者でなければ難しく、製造の知識・経験の乏しい若手設計者では設計した形状から必要となる加工方法やそのコストを予想することは難しい問題です。

この記事を詳しく解説した資料があります

SOLIDWORKSは3Dモデルがあればコスト計算ができる

SOLIDWORKSに搭載された製造コスト自動見積機能「SOLIDWORKS Costing」を使用すれば、3Dモデル形状から必要な加工内容と使用する加工マシンを割り当て、自動で製造コストを見積ります。Costingコマンドを実行後、テンプレートの選択や条件設定をするだけでリアルタイムに製造コストの自動計算が始まります。

SOLIDWORKS Costingの使い方

  1. コスト計算モデルを開き、SOLIDWORKS Costingを実行

    対象モデルを開いた状態でコマンドを実行。

  2. 使用するテンプレートの指定

    Costingの設定、計算に使用するテンプレートを選択。

  3. 各種設定を定義

    製造方法や材料、数量などの設定を定義。

  4. リアルタイムにコストを計算

    モデル形状、設定内容を基に製造コストを算出。

テンプレートの作成

SOLIDWORKS Costingを使うには、あらかじめテンプレート(Costingテンプレート)を設定しておく必要があります。Costingで定義する設定項目や計算で用いる重量あたりの材料費、加工マシンの準備費用、加工する際の時間あたりの費用などコストに関する情報は全てCostingテンプレートから取得されます。

専用エディターでコスト情報を追加・編集でき、テンプレートのコスト情報の精度を上げることでより正確なコスト計算結果を得られます。

製造方法に応じたコスト計算

製造方法を指定することで、製造プロセスで用いられる加工内容、加工マシンに応じたコストを計算します。

板金板金フィーチャーを含む板金部品を対象とし、フィーチャーから加工部位・形状を認識。カットやベンド加工でコスト計算
機械加工材料をブロック、円柱などの塊から切削加工して製造する部品のコストを計算。切削、穴あけ、カット加工でコスト計算
鋳造・プラスチック金型への材料を充填に要する時間などからコストを算出。モールド加工でコストを計算
3Dプリント3Dプリンターによる積層、冷却などに要するプリンターの使用時間からコストを算出。3Dプリント加工でコストを算出
溶接鋼材レイアウトにより作成された鋼材、ビードなどの要素を対象。鋼材ボディ、溶接加工で単一・マルチボディのコストを計算
アセンブリ部品ごとに個別に計算されたコスト、および購入部品のコスト、組み立てなどのオペレーションを加味した製品全体のコストを算出

製造オペレーションの自動適用

コスト計算が始まると、SOLIDWORKSフィーチャーの有無に関わらず、モデルから加工形状をマニュファクチャリングフィーチャー(製造オペレーション)として認識します。認識されたマニュファクチャリングフィーチャーごとに、対象となる形状を再現するために必要な製造オペレーションが適用され、モデルの形状やサイズに応じてオペレーションの工具サイズが選定されます。

このマニュファクチャリングフィーチャーの認識・選定は自動で行われますが、手動への変更もできます。

製造の知識がなくても見積りができます

Costing機能により、加工現場や製造工程に関する知識がない方でも簡単に製造コストの見積りを行えるようになります。CAD上で作業中の設計データを使用してそのままコスト評価が行えるため、早い段階でコストを意識し、コストに配慮した効果的な設計を可能です。

コスト計算結果は、WordやExcelドキュメントとしてエクスポートできるため、手作業では手間のかかる製品の見積り作業をサポートします。

さらに詳しく知りたい方へ無料資料請求

本トピックスでご紹介しきれなかった内容を資料にまとめています。もちろん無料! ぜひ情報収集や検討資料としてお役立てください。

SOLIDWORKS Costing 機能紹介

主な内容

  • 材料・製造工程を考慮したコスト見積り
  • Costingによる計算内容
  • テンプレートの設定内容