配管設計がすぐに開始できる SOLIDWORKS ルーティングライブラリ

SOLIDWORKS による配管ルート設計

SOLIDWORKSでは、配管設計によるルート形状の作成をサポートする拡張機能「SOLIDWORKS Routing」をご利用いただけますが、専用の配管部品のライブラリ(SOLIDWORKS Routing ライブラリ)が必要です。

この記事を詳しく解説した資料があります

動画で分かる SOLIDWORKS Routing

本動画は音声オンで再生されます。音量は、動画プレーヤー画面の下部にあるスピーカーアイコンで調整可能です。

Routingに必要な配管用部品

SOLIDWORKS Routingでは、製品アセンブリに配管用部品を配置することから配管モデル作成が始まります。配管用部品には、複数の管サイズに対応するコンフィギュレーションがあり、各コンフィギュレーションにルート開始位置、配管径、管厚さなどの詳細情報を定義したRouting専用フィーチャーが必要です。

配管用部品を配置してルート作成開始

サイズ違いのモデルをコンフィギュレーションで定義

専用フィーチャー

配管用部品は、SOLIDWORKS Routingをお持ちの方であればご自身でも作れますが、配管部品の規格とSOLIDWORKS Routingの知識が必要になり、モデル作成、設定定義、チェック作業を行うとなると膨大な工数がかかります。

JIS規格に準拠したルーティングライブラリ

SOLIDWORKS Routing ライブラリは、JIS規格に準拠して作成されています。規格に基づいたモデル形状、SOLIDWORKS Routingで使用するための専用フィーチャー、必要に応じて合致参照などが定義済みで、作成に手間のかかるライブラリ部品をご自身で用意せずに、配管設計を利用できます。

すぐに使用できる

SOLIDWORKS Routing ライブラリは、通常のSOLIDWORKS部品と同じ部品ファイルです。ライブラリデータをコピーするだけで、アプリケーションなどのインストールは必要ありません。

チームの設計環境で共有して利用できるので、常に同一のライブラリを参照しながら設計できます。

ルーティングライブラリデータをコピーするだけ

ご自身で作るよりも購入する方がお勧め

SOLIDWORKS Routing ライブラリは、設計者自らが購入部品を作成する手間を削減します。

JIS規格の配管部品ライブラリとエア配管部品を備えており、企業・グループ内で使用するデータを統一することで、設計者が個々に同じデータを作成する無駄を解消し、効率的な作配管設計を可能にします。

JIS配管部品
9種類/9ファイル(部品点数:720)
フランジ3種類/33ファイル(部品点数:648)
管継手7種類/134ファイル(部品点数:8127)
バルブ3種類/17ファイル(部品点数:144)
エア配管部品
エア配管部品NITTA MOORE社プッシュワンEシリーズ

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SOLIDWORKSルーティングライブラリのご紹介

主な内容

  • SOLIDWORKS Routingとは…?
  • Routing用フィーチャーの設定
  • 共通のライブラリデータ利用