【セミナーレポート】Autodesk CloudソリューションでBIM/CIMの情報共有をしよう!

国土交通省 情報共有システム(業務)に認定されたAutodesk Construction Cloud活用方法をご紹介

国土交通省 情報共有システム(業務)対応製品として新たに認定された「Autodesk Construction Cloud」。本セミナーで紹介されたAutodesk Construction Cloudが提供する情報共有システムの効果と、その中核となる「Autodesk Docs」の機能概要をレポートします。

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セミナー資料には、本レポートでご紹介しきれなかった内容もまとめられています。フォームよりお気軽にお申し込みください(無料)。

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1.国土交通省情報共有システムへのAutodesk製品の登録

2024年3月に国土交通省の情報共有システム一覧(業務)対応製品として、Autodesk Construction Cloudが新たに掲載されました。さらに2024年5月にはオンライン電子納品の項目にも2024年10月に対応することが追記されました。

クラウドベースの建設管理プラットフォームであるAutodesk Construction Cloudですが、その中核となる「Autodesk Docs」は 「Autodesk Architecture Engineering & Construction Collection(以下AEC Collection)」に含まれており、BIM/CIM対応でAEC Collectionをご導入のお客様はすぐにもご利用いただけます。

2.建設業界における情報共有の課題を解決するAutodesk Construction Cloud

建設業界では業務に関わっているさまざまな会社間でメールやキャビネットサービスで情報のやりとりが行われます。いろいろな場所に情報が存在するため、情報交換のミスや無駄なコストがかかるなどの課題があります。

Autodesk Construction Cloudは、関係各社の情報共有の中心となる「共通データ環境(CDE)」を提供します。国土交通省では情報共有システム(ASP)ガイドラインの中で、BIM/CIMモデルの受発注者間での共有方法として「CDEのプロセス」にのっとったフォルダーを参考として提示しており、Autodesk Construction Cloudでは単なるファイル共有だけでなく、CDEに準じたプロセス管理や共同作業を支援することが可能です。

3.Autodesk Construction CloudおよびAutodesk Docsのご紹介

Autodesk Construction Cloudには機能に応じた5種類のライセンスがあり、本セミナーではデータ管理のための「Autodesk Docs」の特長や機能について、操作デモを交えてご紹介しました。

Autodesk Docsの特長:クラウドストレージ(容量無制限、アクセス権)、ビューアー(ブラウザー表示、マルチデバイス)、データ管理(版管理、図面比較)、業務管理(朱書き、指摘事項、ワークフロー)

Autodesk Docsの特長について、主なポイントをご紹介します。

  • クラウドストレージは容量無制限。大容量化するBIM/CIMデータの保存場所として最適。
  • フォルダーに権限設定が可能。
  • 2D、3D、各種ドキュメントなど、多くのファイル形式が閲覧可能。
  • 同じファイルを保存すると自動的にバージョン管理され、バージョン間の比較も容易。
  • 指摘事項機能により図面修正の指示・業務上の指示やそのフォロー、完了までを管理可能。
  • 簡易ワークフローによるファイル承認が行えるレビュー機能。
  • Microsoft Power BIなどの外部サービスと連携させて、分析・可視化も可能。

4.情報共有システム提供者機能要件への対応

情報共有システムの機能要件に対するAutodesk Construction Cloudの対応状況をまとめ、本セミナーにてご紹介しました。国土交通省が公開する資料は、次のリンクよりご確認いただけます。

国土交通省 電子納品に関する要領・基準「情報共有システム提供者における機能要件対応状況関連資料」

  • * 情報共有システム提供者における機能要件(業務Rev1.5)対応状況一覧表
  • * 情報共有システム提供者における機能要件(業務Rev1.5)対応状況(個票)

5.まとめ

発注者との情報共有だけでなく、社内・協力会社との情報共有にAutodesk Construction Cloudを活用することで、業務効率化が実現できます。本セミナーでご紹介したメリットは次のとおりです。

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アンケートでのお客様コメント

  • 今回のセミナーでAutodesk Docsの使用方法を伺い、早速試してみたいと思いました。
  • 現在携わっている業務にて、社内や社外での情報共有を頻繁に行いますので、その効率化と生産性の向上に非常に役立つと感じました。
  • Autodesk Docsについての知識があまりない状態で受講しましたが、大変分かりやすくて興味深かったです。設計データの共有、検索などが簡単にできるシステムが導入できたらよいと思います。

Autodesk Construction Cloud サポートメニュー

AEC Collectionをご導入のお客様は、「すぐにもAutodesk Docsを使ってみよう!」と思われたかもしれません。しかし、Autodesk Docs導入直後は、国土交通省に対応するフォルダー構成、指摘事項やワークフロー機能などの設定がされていないため、運用するための設定やルールの検討が必要となります。

大塚商会は、Autodesk Docsの教育から実践運用支援、アフターサポートまでをワンストップでサポートする支援メニューをご用意しています。BIM/CIMに関する無料相談会も行っておりますので、お気軽に大塚商会にお問い合わせください。

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主な内容

  • 指摘事項設計業務の指示、伝達の管理
  • 全ての業務データがクラウドで一元管理
  • 事例:東京コンサルタンツ様「NASからDocsに乗り換え」

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