主な内容
- SOLIDWORKS 2017 新機能
- すばやい設計・モデリングを実現する新機能
- マルチプロダクトの新機能
250項目におよぶ機能強化・改善が行われたSOLIDWORKS 2017
新たなバージョンがリリースされるたびに多数の強化が行われるSOLIDWORKS。SOLIDWORKS 2017でも250項目におよぶ機能強化・改善が行われています。使いやすさはもちろん、革新的な機能の追加により、従来バージョン以上に柔軟に利用できるようになりました。
この記事を詳しく解説した資料があります
サードパーティ製3次元CADのネイティブデータをSOLIDWORKSで使用できるようになりました。従来のように元のファイルをインポートして、SOLIDWORKSファイルに変換は不要。ネイティブデータを直接開き、SOLIDWORKSデータと同じようにアセンブリ構成部品として組み込めます。
インターフェイスでは、通常のオペレーションや確認作業をスムーズにする改善が行われました。
構成部品インスタンスのグループ化表示
コメントインジケーターにより、コメントの有無を表示
選択階層リンクから参照平面等にアクセス
スケッチでは、閉じた輪郭がシェイディング表示になるシェイディングスケッチ輪郭の設定が追加されました。この機能を使用すると、次のような操作ができます。
スケッチ内の閉じた輪郭が自動的にシェイディング状態で表示
詳細穴では、選択した面の表面・裏面に対して穴の加工要素を組み合わせて、任意の形状の穴を作成。金型の水穴など複雑な加工形状を1フィーチャーで作成できます。
指定した規格・サイズの加工要素を組み合わせて加工穴を定義
図面の詳細図やトリミングビューの輪郭表示で輪郭なし、ギザギザの輪郭オプションを指定できるようになりました。従来よりも見やすく、ビューを強調した図面作成が可能になります。そのほか、図面ビューにミラー表示オプションが新たに追加されました。垂直/水平方向に対称になるよう、ビュー表示を切り替えられるため、3次元モデルを用意せずに、図面上で簡単に対称形状の製品を表現できます。
オプションにより輪郭線の表示を変更
オプションで、水平方向、垂直方向に反転した図面ビューを表示
SOLIDWORKS 2017では、部品やアセンブリの変換処理でモデルの内部IDが保持されるよう強化されました。フィーチャーベースで作成されたモデルでボディに変換を実行すると、アセンブリや図面の参照を保持したままソリッド・サーフェスのみの状態へと変換できます。そのほかにもインポートボディからフィーチャー認識した場合やアセンブリをマルチボディ部品として保存した場合も同様に、参照情報を失わずにデータを利用できます。
部品、アセンブリに対して事前に設置面・接続面を指定するアセットを定義することで、ドラッグするだけで接続点同士がスナップし、簡単に配置できます。マウス操作で簡単にモデルを配置できるため、設備機器やプラント設計など大規模なアセンブリ構築に有効です。
さらに詳しく知りたい方へ無料資料請求
本トピックスでご紹介しきれなかった内容を資料にまとめています。もちろん無料! ぜひ情報収集や検討資料としてお役立てください。
SOLIDWORKS 2017 新機能(大容量の55ページ)
主な内容