主な内容
- Defeature
- フィーチャーによる形状の簡略化
- 単一ファイルでデータを閲覧
知的財産保護・パフォーマンスにも配慮するために、簡略化機能を使ってみませんか?
3次元CADで作成された3次元モデルは、実製品を詳細に再現した形状情報をはじめ作成手順を示した履歴、使用する部品を示したアセンブリ構成部品など製品に関するさまざまな情報を含んでいます。
そのため外部へ提供する場合、そのままの状態では情報漏えい、流出などの危険があるためデータの「簡略化」が求められます。また解析用のモデルが必要な場合やパフォーマンスに配慮した場合も同様です。
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SOLIDWORKSは設計情報を簡略化するための機能「Defeature」を搭載しています。Defeatureよりコマンドを実行すると、設定条件を基に自動で対象モデルを簡略化した新規モデルを作成します。
モデル上で保持する要素/削除する要素を指定すると自動簡略化を行います。オプションでオリジナル部品の変更を反映するリンク付けが可能です。
アセンブリは次の二つの方法から簡略化を選択できます。
ジオメトリの簡略化 | 保持・除去する部品やジオメトリを選択して簡略化すると、アセンブリの機構を保持したモデルを生成 |
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シルエット | 構成部品・ボディのシルエットを基に、簡略化されたマルチボディ部品を生成 |
フィーチャーベースモデリングを行うSOLIDWORKSでは、形状を構築するフィーチャーを抑制することで簡略化できます。一時的に加工前の状態に戻して解析用の簡略化モデルやパフォーマンスに適した概略モデルに活用できます。
履歴や部品構成の異なる状態を「コンフィギュレーション」として保存しておくことができるため、1ファイルの中に用途に応じたコンフィギュレーションを作成しておけば、いつでも形状を切り替えて利用できます。
フィーチャーの抑制方法は次の二通りの方法があります。
簡略化 | 指定した係数を基に形状の小さいフィーチャーを検索し、一括で抑制 |
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検索/変更 | フィーチャータイプ、種類、パラメーターなどの条件でフィーチャーを検索し、パラメーターの変更や抑制/解除を切り替え |
多数の履歴からなる部品を単一ボディに変換することで履歴情報を簡略化できます。外部へデータ提供する際に作成方法を知られたくない場合に有効です。
履歴を簡略化する主な方法をご紹介します。
ボディを新規部品として保存 | 履歴を持つ部品のボディを新規部品ファイルとして保存することで、オリジナル部品にリンクした単一ボディの部品ファイルを作成できる |
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部品をボディに変換 | 部品をボディに変換で単一ボディに変換すると、アセンブリ上の外部参照や合致などジオメトリの参照を保持しながら単一ボディに変換できる |
アセンブリをマルチボディ部品に変換し、各構成部品を全てマルチボディで表現することで、参照ファイルが不要になり、製品構成に関する情報を制限できます。
外側の面のみをサーフェスで表現する場合にもご使用いただけます。
外注品や購入品となるサブアセンブリであってもトップアセンブリ内での外部参照・合致情報を保持して部品に変換します。
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知的財産保護・パフォーマンスに配慮した
SOLIDWORKS簡略化機能
主な内容