応力、変位、安全率などの解析結果プロットからモデルの変形形状を表すアニメーションを作成。
主な内容
- SOLIDWORKSのアニメーション作成機能
- アニメーション出力の設定、ファイル形式
- アニメーション作成のメリット
用途に応じたアニメーションで社内レビューやプレゼンテーションにも活用しよう
SOLIDWORKSではCAD上に表示した3次元モデルを動かしてアニメーションを作成する機能が搭載されています。モデルを移動・回転させるといったシンプルな動きだけでなく、分解工程を再現したりアセンブリモデルを実際の製品のように動かしたりと用途に応じた動画を作成できます。
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製品の構造や仕様を伝える際、実際に製品が動いている様子を見せることでより正確に情報を伝えられます。
アセンブリやマルチボディ部品を基に移動/回転で定義した分解図を作成し、アニメーションで再現。モデルの組み立てや分解工程を伝えるときに役立ちます。
アセンブリ内の各合致パラメーターを変更し、製品の機構を再現する合致位置を作成。合致位置に対して順番に時間を割り振っていけば、製品の駆動イメージが伝わるアニメーションができます。
指定したパスに沿って、モデルの内外を移動しながら撮影しているような動画を作成。カメラ視点でのモデルを見たい場合に有効です。
モーションスタディでは「アニメーション」「ベーシックモーション」「モーション解析」と条件の異なる三つのモーションタイプでモデルを動かし、アニメーションを作成します。タイムラインで構成部品やモーション要素の状態を制御し、モデルの動きを記録していきます。
モーションスタディで制御できる項目
部品・アセンブリを動かしたアニメーションを作成。AnimationWizard(ウィザード)を使うと回転、分解、分解解除などの目的のアニメーションを指定するだけでキーポイントを自動配置してアニメーションができあがる。
AnimationWizerdによる動画作成
モーター、ばね、接触、重力の効果を計算して動きをシミュレーションする際に利用。
ベーシックモーションの使用例
動力要素に加え、ダンパー、摩擦などの要素を正確にシミュレーションする際に利用。
モーション解析の使用例
SOLIDWORKSのレンダリングツールを用いると、写実的なイメージを用いたアニメーションを作成することもできます。
PhotoView 360:SOLIDWORKS上で作成したアニメーションを基に材質や反射を再現
SOLIDWORKS Visualize:SOLIDWORKSモデルから写真品質のレンダリングイメージを基にしたアニメーションを作成(SOLIDWORKS Visualize Professionalのみ対応)
SOLIDWORKSはCADだけでなく、解析ツールやオーサリングツールにもアニメーション作成機能が搭載されています。
応力、変位、安全率などの解析結果プロットからモデルの変形形状を表すアニメーションを作成。
流動解析結果から製品内外を流れる流体の軌跡を表す「流跡線プロット」を基にアニメーションを作成。
SOLIDWORKSモデルを直接取り込み、表示状態を変更して文書用の画像に使うなど3次元データを基に画像・アニメーションなどを作成するオーサリングツール。
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製品をより分かりやすく伝える動画を作成
SOLIDWORKS アニメーション機能
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