SOLIDWORKSでリモートワークを始めよう

ニューノーマルな働き方

新型コロナウイルスに対する感染対策として、さまざまなシーンで「新しい生活様式」への対応が求められています。

ビジネスシーンでは新しい働き方として、ローテーション勤務やリモートワーク、オンライン会議など積極的な取り組みが進められています。こうした変化への対応は、製造業にも求められています。

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設計部門のリモートワークは難しい?

3次元CADを扱う設計業務では「扱うデータが膨大になる」「使用するシステムのライセンスが必要になる」などの要因で、リモートワークは難しいとお考えではありませんか?

SOLIDWORKSなら、社外での作業に有効な機能が搭載されています。これらの機能を活用することでリモートワークにも柔軟に対応できます。

使用するデータ量を抑えて作業するために

リモートワークは社外にデータを持ち出す機会が多くなるため、極力データ量を少なくすることが望まれます。

SOLIDWORKSではアセンブリや図面のデータを最小限に抑えた状態で作業できる各種機能が備わっています。

大規模デザインレビューモード

アセンブリを高速で開くモードです。

通常、ファイルを開く際にアセンブリとその参照ファイル(サブアセンブリ、部品)が必要になりますが、大規模デザインレビューモードでは、トップのアセンブリファイルだけでモデルを開くことができます。そのまま構成部品の追加やコピー、合致、パターンなどの編集作業も可能です。

  • 通常モード(解除済み)

  • 大規模デザインレビューモード

大規模アセンブリの処理をアップさせるSOLIDWORKSの機能

大規模デザインレビューモードでの作業中に既存のアセンブリを挿入する場合、アセンブリ構成部品ファイルがなくても挿入できます。主要なアセンブリファイルさえあれば構築できます。

ディテイリングモード

ディテイリングモードでは図面が参照する3Dモデル(部品・アセンブリ)をロードせずに図面を開き、編集できます。寸法や各種記号などのアノテートアイテム追加、図面ビューの移動、マークアップ作成、モデル情報を必要としない操作であれば図面のみで作業できます。

  • 通常モード

  • ディテイリングモード

SOLIDWORKS 2020 新機能紹介

仮想構成部品

アセンブリ内に新規構成部品を追加する際、実データを作成せずアセンブリ内の「仮想構成部品」として追加できます。設計中に新規部品やサブアセンブリを追加しても、ファイル数を増やさずに作業できます。

仮想構成部品

ユーザー間の意思疎通を支援

人が直接対面する集合型会議と異なり、オンライン会議ではユーザー同士の考えをうまく伝えられない場合があります。この点においてもSOLIDWORKSはサポート機能があります。

マークアップ

3Dモデルや図面を表示するグラフィック領域に直接、フリーハンドのメモを作成できます。マウスやタッチデバイスを用いて、設計者の意図や作業指示などを明確に伝えられます。

画面共有時に口頭での説明+マークアップで解説

コメント

FeatureManagerデザインツリー内の各種要素に対してコメントを付加し、ユーザー間でやり取りできます。フィーチャーに対してメッセージや画像を残して、ユーザー同士のコミュニケーションに利用できます。

モデルや図面上の各要素に対してコメントとしてメッセージや画像を追加

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リモートワークに有効なSOLIDWORKS機能

主な内容

  • データ量を抑えて設計作業を行う方法
  • 意思疎通を支援する機能
  • 社外でのCADライセンスの利用・SOLIDWORKS設定の共有