大塚商会では、お客様とエンジニアのマシンをつなぎ、CADの操作をご覧いただく無料オンラインデモを実施しています。
- 見たい機能を実際の操作画面を見ることができる。
- その場でご質問・返答も可能。
本システムは設計において、重大な瑕疵(かし)がないことを正確かつ短時間でチェックすることを目的としています。
本製品は四つのシステムで構成されています。
システム名 | 対象構造物 |
---|---|
A:橋梁構造物Web照合システム | 上部工/橋台/橋脚/擁壁/BOXカルバート |
B:橋梁構造物概算値チェックシステム | 上部工反力/擁壁/BOXカルバート |
C:耐震性能静的照査システム | 上部工/下部工/基礎工 |
D:耐震性能動的照査システム | 上部工/下部工/基礎工 |
Ver.2ではシステムA・Bについては、平成24年道示改定版並びに平成14年道示カスタマイズ版の両方を統合同梱(こん)することにしました。なお、平成24道示対応版、平成14年道示カスタマイズ版共に新旧鉄筋材質に対応しています。
システムAはサーバーで管理されたインターネット上で利用するWebシステムです。橋梁(上部構造、橋台、橋脚)、BOXカルバート、擁壁を対象に、各種指標(例えば上部構造では支間長、桁高、車道幅員など)のデータベースを構築します。検索項目に該当する過去の構造物事例をリストアップしたうえで、必要に応じてチェック対象である成果物の形状(寸法、鋼材量など)が平均的であるか特異なものであるかを図(図中の四角が成果物形状)のように照合し、適正をチェックすることができます。
システムBは橋梁上部工(コンクリート橋、鋼橋)、BOXカルバート、擁壁を対象に、成果物の形状、鉄筋量などの適正について成果物と同じ条件を与え、自動計算から得られた形状と成果物の形状とを比較チェックします。
システムCは「道路橋示方書IV下部構造編」および「道路橋示方書V耐震設計編」に基づいて、静的解析により下部構造の耐震性能照査を行います。
震度算出のイメージで橋梁区間ごとに上部構造データ、下部構造(橋台、橋脚、杭基礎)データを設計図書に従って入力したうえで計算を実行することで、下部構造ごとに当該下部構造が分担する上部構造重量と固有周期の算定はもちろんのこと下部構造についてはレベル1、レベル2の耐震性能照査チェックを行います。
システムDはシステムCから得られる構造骨組み解析モデルを用いて、当社の非線形動的解析プログラム(Engineer's Studio)を利用し、「道路橋示方書IV下部構造編」および「道路橋示方書V耐震設計編」に基づいて、動的解析により下部構造の耐震性能照査チェック(支承変形量、残留変位、最大応答曲率、せん断に対する照査)を行い、橋脚ごとに判定結果をまとめて表示します。
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