部門間のコラボレーションを促進するSOLIDWORKS

製品設計で求められるコラボレーション

製品設計は一つの設計部門だけでは完結せず、他部門や協力会社、サプライヤメーカーなど外部との協調が必要になるケースが多く見られます。そのため、CADにはモデリング機能だけでなく部門間とのデータ授受や設計に関するコミュニケーション、システム間での連携などの機能が求められます。

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コラボレーション機能が搭載されていますか?

コラボレーションを行うには、「データ授受」「CADデータを介したコミュニケーション」「他システムとの連携」「CADを持たない環境でのデータ利用」が可能であることが必要です。

SOLIDWORKSはこれらのコラボレーションを実現する機能が豊富に搭載されているので、外部との協調作業をスムーズに進められます。それでは、四つのポイントごとに有効な機能をご紹介します。

外部とのデータ授受

データ変換せずに利用できる3D Interconnect

SOLIDWORKSは、さまざまなファイル形式のインポート/エクスポートに対応しており、異なるシステムで作成したネイティブデータ・中間ファイルのデータ授受に柔軟に対応できます。

それを支えているのが「3D Interconnect」です。3D Interconnectを使用すると、主要CADシステムのネイティブデータ・中間データを変換せずにそのまま取り込み、利用できます。元データとリンクが保持され、変更があればSOLIDWORKS側に変更を反映。SOLIDWORKS上でフィーチャーを追加した形状編集やアセンブリへの組み込み、図面作成などに対応しています。

他社ネイティブデータも直接開ける「3D Interconnect」とは?

異なるフォーマットのデータをSOLIDWORKSデータと同じように取り込み、利用できる3D Interconnect

データを集約する Pack and Go

「製品データを渡したいがあちこちに点在している・・・・・・」そんなときに「Pack and Go」を使えばデータをもれなく1フォルダーに集約することができます。

アセンブリ、構成部品データ、図面、解析結果、外観データなどその製品に必要なデータを自動で検索し、指定のフォルダーに集約。集約する際は、Zip化したりファイル名にプレフィックス・サフィックスを追加して保存したりすることもできます。

関連データを自動で検索し、1フォルダーに集約

CADデータを介したコミュニケーション

ユーザー同士でやり取りできるコメント

フィーチャーや構成部品に対して設計意図や作業指示などをコメントとして残すことで、正確な意思疎通が可能になります。
SOLIDWORKSでは、FeatureManagerデザインツリー内の要素に対してコメントを付加できます。複数人で同一ノートにコメントを残してコミュニケーションを図れます。

タイムスタンプや画像、テキストを追加してコメントを保存

コメントを付けて表示状態を保存できるスナップショット

モデルの拡大や断面、分解状態など状況に応じた表示状態のスナップショットにコメントを付加して保存することができます。問題部位や変更箇所を拡大表示にしてコメントを付けておけば、読み手に詳細情報が伝わります。

問題部位の表示状態をコメントで修正内容を指示

他システムとの連携

SOLIDWORKS製品群に含まれるマルチプロダクトを利用することで、さまざまなシーンでSOLIDWORKSとのコラボレーションを実現します。

eDrawings

無償で利用できるビューアーツール。eDrawingsはSOLIDWORKSデータをはじめ、さまざまな2D / 3Dデータを開き、閲覧可能に。CADを持たない部門でもデータさえあれば設計情報を確認できます。

無料でも使えるビューアー「eDrawings」 実際にどう見える?

eDrawings

SOLIDWORKS MBD

3次元モデルにモデルとPMIの表示状態を保存する「3Dビュー」を作成し、eDrawingsや3D PDFに出力。製造部門でも容易に製造情報を確認できます。

SOLIDWORKS MBDで3次元モデルを3D図面として利用

SOLIDWORKS MBD

SOLIDWORKS CAM

モデルの形状やPMIを基に機械加工プログラムを自動生成できるSOLIDWORKS CAM。製造部門でも設計データを利用してNCプログラムを短時間で生成できます。

SOLIDWORKS CAM 製品情報

SOLIDWORKS CAM

3DEXPERIENCEプラットフォームによるコラボレーション

3DEXPERIENCEプラットフォームとは、ダッソーシステムズが考える「コラボレーションを活用したものづくり」を実現するための統合型開発基盤です。各種アプリの機能やクラウド上の保存領域を用いることで、リアルタイムに共有するコラボレーションを実現します。

SOLIDWORKSクラウド版登場 定額利用が可能に!

3DEXPERIENCEプラットフォーム

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部門間のコラボレーションを促進するSOLIDWORKS機能

主な内容

  • 社外・他部門とのデータ授受に有効な機能
  • CADデータを介したコミュニケーション機能
  • マルチプロダクトによるコラボレーション