【無料資料ダウンロード】ビジュアライズは3つの要素で決まる! カメラ・マテリアル・ライティング
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普段使っていないところにもテクスチャを使ってみる
建築設計者はAutodesk Revitや3ds Maxを用いて、プレゼン用のパース制作をされていると思います。さらなる品質向上、スキルアップを目指すとなると「テクスチャ活用」がキーになるのではないでしょうか?
今回は普段使わないRevitのテクスチャ機能を使って、マテリアルの品質を高める方法を探ります。
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CG制作では「カメラ(構図)」「ライト(照明)」「マテリアル(材質)」この三つの要素が重要といわれています。
カメラとライトについては、建設設計用CADを使用するときも「どのような構図にするか」「目的の照明機器に合う配光データの利用」などを考えながら操作することは多いと思います。高品質なレンダリングが行えるファイルを検証してみると、マテリアルに多くのテクスチャが利用されていることも分かってきました。ここに品質向上のヒントが隠れているかもしれません。
Revitのテクスチャを使用してはいるものの、色柄を決める「カラーマップ」と凹凸を表現する「バンプマップ」の利用に限られているのではないでしょうか? 反射や粗さをマスターすると、グラフィックの違和感を低減し、より写実的でリアリティを増すことができます。
反射と粗さの画面を見てみると、パラメーターを「スライダ」から「イメージ」に切り替えられることに気付きました。切り替えると、詳細にコントロールできるようなバーが出現します。
スライダで反射光沢の数値をコントロールすると、対象物全体を均等にぼかしたり明確にしたりすることができます。
一方、イメージは割り当てたテクスチャの明度(0/黒~255/白)でパラメーターを制御する仕組みです。例えば、反射や粗さにテクスチャを割り当てた場合、その明度に応じて反射や粗さの強度が決まるため、部分的な変化を付けることができます。
イメージによるコントロールをマスターすると、使用感のあるマテリアルに仕上げるなどの表情が加えられそうです。
Revitには、さまざまな種類のテクスチャが用意されています。
言わずと知れた色柄マップ。適用したテクスチャがそのままマテリアルの色になり、頻繁に使用されているかと思います。
イメージの明暗で凹凸を表現。明度の低い(暗い)領域が下がり、明度の高い(明るい)領域が上がって見える。これに似たマップに法線マップ(ノーマルマップ)がある。
一見すると水色が占めるマップに見るが、バンプマップがモノクロの2色で効果を現すのに対し、法線マップはサーフェスの方向となるXYZを光の三原色であるRGBで表している。
水色はRGBそれぞれの中間値となる126、126、126でフラットを示す。
タイルと目地のように、一つのマテリアルで反射率が異なる素材を表現する場合に有効なマップ。
キズや擦れなど金属や木材の床や家具などに使用感を表現する際に有効。マテリアルの質感がぐっと上がりそうだ。
マテリアルやテクスチャは販売サイトから入手できるほか、撮影写真や既存のカラーマップから作成される方も多いと聞きます。ゲーム業界や映像業界では既に文化として根付いているようです。
Adobe Photoshopを使用するとカラーマップを元に画像編集が可能です。明るくしたい部分は数値を上げ、暗くしたい部分は数値を下げるというように、仕上がりを想像しながらの編集も楽しいけれど、時間がかかる作業です。
効率的にテクスチャを作成できるツールがないか探したところ、アドビのテクスチャリングソフト「Substance」にたどり着きました。次回はSubstanceにフォーカスを当ててご紹介します。
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ビジュアライズは3つの要素で決まる! カメラ・マテリアル・ライティング
主な内容
マテリアルでプレゼン品質を高める ~テクスチャの活用~
建築設計者がさらなる品質向上、スキルアップを目指すとなると「テクスチャ活用」がキーになってきます。今回は普段使わないRevitのテクスチャ機能を使って、マテリアルの品質を高める方法を探ります。
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動画で分かる
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