3D Tascal X
樹脂部品の見積りを迅速・正確に作成でき、金型製作指示の精度も向上。営業力強化と客先との信頼関係づくりに大きな成果
共伸プラスチック株式会社
自動車用内装部品等を製作している共伸プラスチック株式会社。3D Tascal Xを活用し断面切り、肉厚測定、高精度な体積計算などの機能を駆使して正確な見積りをスピーディに作成。利益を確保しつつ、受注を獲得しやすい体制を確立することに成功しました。
設計・製作と製造部門をつなぐ「データ流通ハブ」として3D Tascal Xを導入
岩機ダイカスト工業株式会社
岩機ダイカスト工業株式会社では金型設計・製作プロセスでのマルチCAD/CAM環境を効率よく運用し、設計・製作部門と製造部門とのコミュニケーションを円滑にするデータ流通のハブとして、3D Tascal Xを導入。「オール3D化」を大きく前進させ金型をより高品質、短納期、低コストで製造するための推進力の一つとして、全社に定着しつつあります。
「現場の疑問は現場で解決」を3D Tascal Xで実現ローカル/グローバル座標の柔軟切り替えが金型の製作現場を助ける
日産自動車株式会社
日産自動車株式会社(以降、日産自動車)のバンパー関連部品の量産用樹脂金型を設計・製作している樹脂技術課では、2007年から3D Tascal Xを導入して、3次元設計データの金型製作現場での一貫利用を実現した。特に、放電加工の電極位置など、細かい加工指示の正確な伝達を実現できたことで、製作現場では加工指示情報の確認時間が短縮できたうえ、加工ミスがなくなり、製作工程の効率化とコストロスの大幅低減に効果をあげている。
CATIAの属性データを高精度に変換できた3D Tascal X溶接指示の図面レス化を助けて、工程変革に拍車
大豊精機株式会社
大豊精機株式会社(以降、大豊精機)は、自動車部品の試作工程での溶接指示を図面レス化、自動車メーカーから提供されるCATIAデータを変換して3D Tascal Xで溶接情報を正確に表示し、加工寸法も計測できるようにした。トヨタグループの図面レス化の大きな流れに参画し、さらなる変革に取り組む土台を築くとともに、現場作業者における溶接部位確認時間の2~3割短縮、および溶接ティーチミスの低減のという成果もあがっている。
全部門が受注と同時に動き始めて、試作の短納期対応を実現コンカレントエンジニアリング継承を助けた3D Tascal X
株式会社海津工業所
神奈川県秦野市に本社を置く自動車部品メーカーの株式会社海津工業所(以降、海津工業所)は、紙図面の時代に実現していたコンカレントエンジニアリングを、ペーパーレス化された環境でも継承するために3D Tascal Xを導入。受注と同時に、金型モデリング、治具設計、レーザー加工機の穴あけデータ作りなどを一気に進める体制を実現して、設計変更への迅速な対応や試作部品の納期短縮に成功した。
量産用金型製作のリードタイムを10分の1に劇的短縮。変革を助けた原動力は3次元設計と3D Tascal X
オムロン株式会社
制御機械メーカー大手のオムロン株式会社(以降、オムロン)において、電子部品の量産用金型を設計製作しているのが、精密加工技術センタ・金型グループである。 同グループは、2006年に3次元CADと3D Tascal Xを導入。3次元設計データをすべての後工程で一貫して利用することで、約20週間かかっていた設計製作リードタイムを「10分の1」へと劇的に短縮することに成功した。